「うちの子ぜんぜん本読まへん」
普段の生活で絵本を読み聞かせることもなければ、子供と図書館に行ったこともなく、ママもパパも本を読むこともない。
そんな本と触れ合うことのない環境では、子供が本を読む子に育つわけがないです。
本を読む子に育てるには、まず本の楽しみを小さい頃から子供に伝えていくことが大切です。
本を読む子に育てるには
読書好きに育った息子たち
我が家の中学生双子男子は本が大好きです。
何度注意しても同じことばかりする双子に、毎日怒ってばかりの私、子育てに関して悩みもいっぱいです。
でも、読書好きに育ったことには自信を持っています。

双子次男が4年生のころ、図書室から「たくさん借りたで賞」をもらってきました。
学年で一番図書室で本を借りた賞です。
もう3年くらい前のことですが、嬉しそうに誇らしそうに賞状を持って帰ってきたことを覚えています。
「読書はお金では買えない財産」
その頃から、担任の先生に読書量を褒められるようになりました。
「読書はお金では買えない財産だと思います!!」と、個人懇談で熱く言ってもたえた時はとてもうれしかったです。
ただ本の続きが気になるあまり、読んではいけない時にまで、こっそり読んでいて先生に怒られたり、友達に注意をされたりすることもあるようでした。
読み聞かせの効果
双子がこんなに読書好きになったのは、ありきたりですが、やはり小さい頃からの読み聞かせの成果が一番だと思います。
双子が自分で読書をするようになるまでに、何十冊、何百冊⁉︎も絵本を読んできました。
毎日、絵本を一緒に楽しんだことで、本は楽しいものという刷り込みに成功しました。

本を読む子は成績がいいのか
成績に結びつくには時間がかかった
読書をする子は頭がいいのかというのは、必ずしもイコールではないです。
でも、それは今はまだ結びついていないだけで、本を読む力のある子はいつか伸びる時が必ずやってくるはずです!!
小学4年生の頃はまだ読書量は成績の結果には全く反映していませんでした。
漢字も50問テストで100点満点中60点台とか…
たくさん本を読んでいるにもかかわらず、漢字の読みすらハチャメチャでした。
でも、その頃の担任の先生は「あれだけ本を読めるお子さんなら、いつか結果に現れると思います!」と自信をもっておっしゃってくださっていました。
漢字の覚えが悪く悩んでいたので、ベテランの先生のその言葉にとても安心しました。
そして、何より読書のことを、力強く褒めていただけたのは、嬉しかったです。
6年生になった頃からようやく読解力に効果が出てきました。
苦手だった漢字の50問テストでも満点をとってくることも出てきました。
漢字に関しては毎日、私の自作プリントで学習していた為、読書の成果とは直接は関係ないかもしれません。
読書量が小学校高学年から、学力に結びついてきました。
まだ中学1年生なので、成績はこれからどうなっていくのかわかりませんが、勉強する時の集中力には読書の影響は出ていると感じます。
読書好きに教育中
あたかも成功者のように、えらそうに語ってしまっていますが、実はまだ我が家の小3の娘は「本を読む子」になっていません。
今も毎日継続して、読み聞かせを続けているところです。
毎日楽しそうに本を読んでいる兄たちを見ているのですが、なかなか娘は自ら読もうとはしません。
諦めずに続けていきます。

まとめ
もう中学生や小学校高学年だと、読み聞かせはお子さんが受け入れない…というご家庭は、まずパパやママが読書を楽しんでいるところを見せるのがいいきっかけになるのではないでしょうか。
パパやママが全く本を読んでいないのに「本読みや〜」と言われても、本嫌いなお子さんからしたら「なんで?」ってなりますよね。
ネット社会になって本離れは進んでいますが、ネットであっても動画ばかりではなく文章もあります。読む力は必ず必要です。
もしパパやママが難しかったら、おじいちゃん、おばあちゃんなど身近な読書好きな人に協力してもらうといいかもしれません。
私も苦手分野の歴史などで子供に質問されたら、おじいちゃん、おばあちゃんにお任せしています(笑)
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