自ら進んで勉強をしない子供に向かって、ついつい「もっと勉強したら?」と声をかけてしまっていませんか?
私も、ゲームばかりしている息子たちに言ってしまうことがあります。
でもその「勉強しなさい」って言葉で「勉強しよう」ってやる気になる子っていないですね・・・
それで勉強を始めても、やらされているだけなので意味ないです。
親からの「勉強しなさい」は逆効果!?
口出しせずに信じて見守ることの難しさ
私は兄と弟がいる三人兄弟です。
父と母から「勉強しなさい」と言われたことがないです。
成績が悪くて怒られたこともありません。
それは勉強だけに限った話ではなく、生活面やゲーム時間などでも何かをうるさく言われたことがないです。
かと言って放置されていたわけでもありません。
それがいかにすごいこと、難しいことだったのか中学生の親になった今、とても実感しています。
そして、何も言わずに子供達を信じてくれた両親に感謝しています。
私は子供達を信じていないわけではないですが、すぐに何にでも口出しをしてしまいます。
それは子供からしたら「何で信じてくれないの!?」ってなるのかな…
子供を信じて見守ることって、とてつもなく難しく勇気がいります。
勉強を楽しむ母の影響
私達兄弟は3人とも塾には行かずに、家庭学習だけで大学へ行きました。
3人とも、めっちゃ頭がいいっていうわけではないですが…。
兄と弟は自力で勉強していたと思いますが、私は数学と理科はわからないところがあると、母に教えてもらっていました。
当時、母は数学や化学を普通に教えてくれていましたが、今から考えるとそれもすごいことですね。
自分の子供に勉強を教えるって難しいです…
母も忘れてしまっていてすぐにはわからない問題ももちろんありました。
でも、決してあきらめることはなく、必ずわかるまで一緒に考えてくれました。
私が他の勉強をしている間に、母が勉強をして解き方を考えてくれていた時もありました。
しかも、母のすごいところはそれを本当に楽しそうにしていたこと。
仕事も家事もあって毎日忙しいはずなのに、いやいやするとか、面倒くさそうにするとか一切なく、「問題を解くのが楽しい」と本気で心の底から言っていました。
母は勉強を楽しめる人です。
勉強を楽しむというのは、勉強が出来るようになる一番の近道。
勉強が楽しめるようになったら、最強です。
自分で勉強する力をつける
そのような自分自身の経験や育ってきた環境もあり、自分で勉強する力をつけることが大事だという考えなので子供達も塾へは行っていません。
自分から進んで、自分の為に、自分の意志で勉強するようになってほしい。
でももちろん自分から「行きたい」と言い出した時には検討します。
今のところは本人たちも家で勉強をしていくと決めているようです。

塾に行っている子が勉強が出来るっていうわけではありません。
結局は本人のやる気次第です。
自分で勉強する子にするためには、その子自身に任せることが大切です。

「勉強しなさい」というのではなく、ご褒美を設定し、やる気をアップさせる作戦は実行しています。これは効果大です。
きっかけがたとえご褒美目的であっても、自分から「がんばろう」ってやる気になることが成績アップの秘訣です。
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