ピアノを習うってどんな感じ?
兄妹3人のうち、娘だけがピアノを習っています。
娘が幼稚園の年長の頃に習い始めたので、今4年目です。
普通のご家庭でされているピアノ教室です。
体験レッスンは2か所
現在通っているピアノ教室以外に、もう1件体験レッスンに行きました。
そこは1階が楽器店になっているところの2階にあり、他に店舗もあるような大きな教室です。
ですが・・・
1つ1つのレッスン用の部屋はとても小さく2畳くらいのスペースにアップライトピアノとイスがギリギリ置いてある感じ。
ピアノを教えてもらうだけなので、動くこともないので特に問題はないですが、「せまっ!くらっ!」というのが第一印象。
先生はとてもいい感じで、娘も楽しく体験レッスン出来ました。
でも環境がしっくりこなかった。
まだ娘が幼稚園児だったこともあり、もっとのびのびとレッスンできる場所がいい!と考えました。
現在通っている教室は一般のご家庭の1室です。
部屋にはグランドピアノ、アップライトピアノ、エレクトーンがあります。
ワークをする用のテーブルもあります。
庭に面しているお部屋で、明るい印象でした。大きな掃き出し窓があり、そこから上がらせてもらうので、玄関は通らず直接教室に入ることが出来ます。
という2点が大きな決め手となり、現在の教室に決めました。
ピアノレッスン中はママは席を外す方が無難
最初の体験レッスンの日だけ私も一緒にお部屋に入りましたが、正式にレッスン開始初日から娘の希望で私は送り迎えだけをしています。
娘は見られていると自分を発揮できないタイプです。
参観日も幼稚園の頃から「来てほしくない」と言います。
お友達のママとも私がいるところでは、ぜんぜん話さないのに、私がいないところでは積極的に話しているようです。
幼稚園の先生もそうでした。
私が見ているところでは、なぜかそっけない態度ですが、園生活の間は先生にガンガン話しかけ、抱きついていったり膝の上にのったりすることもあったようです。
まだ小さい子の場合は、家での練習の仕方など伝達がうまく出来ないので、ママが付きそう必要もあります。
娘が通っている教室では、連絡帳があり、そこに練習してくるページなどを先生が記入してくれています。
なぜ辞めたがっているのかを分析する
練習する前から出来るわけがないのに、負けず嫌いな娘は、よく練習をする前から、「できへん〜」と言っては泣いていました。
「もう辞める〜」と言うこともありました。
でもそれはピアノが嫌だから「辞めたい」ではなくて
ピアノが弾けるようになりたいのに出来なくて悔しいから泣いているという感じでした。
我が家では習い事は「嫌なら無理に続ける必要はない」という考えです。
ですが、この娘の場合はピアノが嫌で辞めたいわけではない。
むしろ、ピアノが弾けるようになりたいから悔しくて泣いている。
それなら、乗り越えなければ!!!
娘はスイミングの習い始めも同じ感じでした。

この見極めがとても大切になってきます。
習い事を辞めるか辞めないかで迷うことっていっぱいあります。
すぐに辞めさせたら、継続できない子になるとか、自分でやりたいと決めたくせにとか・・・
でもやってみたら合わなかったということもあるから、辞めることは自体は問題ない。
それよりも、なぜ子供が辞めたがっているのかを理解することが大切です。
その習い事自体が嫌なのか、先生と合わないのか、友達と遊ぶ時間が欲しいのか、理由はいろいろありますよね。
その理由によっては、教室を変える、時間を変えるなどで改善できることもあります。
毎日練習することで出来るようになる
練習は母親の私がまず「楽しそうに弾く」ということで前向きに取り組めるように変化していきました。

ゆっくり一緒に練習することで、辞めたい時期を乗り越えてからはもう「辞めたい」と言うことはなくなりました。
弾けない時は何回も練習するようになりました。
何度も練習することで弾けるようになるという経験を積み重ねたおかげです。
今は「ずっと続けたい!」と言っています。
もう自分からすすんで毎日練習するようにはなっていますが、今でも新しい曲の時は「おかあさ〜ん!!わからん。教えて〜!!」と呼ばれます。
まだ教えることが出来ていますが、教えられなくなる日も近いかも。
ピアノにはたくさんの効果がある!
デメリットは、お金がかかるということくらいですね。
日々の月謝以外に、ピアノ購入費用、発表会やコンクールの費用、その際の衣装代など、他の習い事に比べるとお金がかかるかもしれません。
これも教室によって、さまざまです。娘の通う教室では発表会は2年に1度しかありません。発表会での服装もカジュアルな子もたくさんいます。
「ピアノを演奏できるようになる」ということ以外にも、いろいろな力がつくというのは、そろばんと似ている部分がありますね。

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