今の子供達って、たくさんの習い事をしている子が多いですよね。
習い事って始める時も辞める時も悩みますよね。
我が家でもいろいろな習い事を経験し、その都度とても悩んできました。
その中で、今回は習い事で1つ苦手を克服した話です。
習い事は好きを極める?苦手を克服?
子供の習い事には大きく2種類あります。
①子供のやりたいこと、得意なことを伸ばす習い事
②子供の苦手、出来ないことを克服する習い事
習い事を選ぶ時に、どちらを優先するのかは家庭の方針、子供の性格によって、違いますね。
例えば、①は「踊るのが好き、体を動かすのが好きだからダンスを習う」という感じで、好きなもの、得意なことを極めるパターンです。
次に②は「字が汚いから、かきかたを習う」というように、苦手なことを克服するために習うパターンです。
我が家の考えは①派です。
基本的に子供が「やりたい」と言ったものをやってきました。
だから、②であっても、子供が「克服するために習いたい」と言うならオッケー。
親が無理矢理「コレ苦手やから習い〜」という感じで始めても、本人にやる気がなかったら、結果に結びつけるのは難しいです。
苦手克服に成功!スイミング
まさに苦手克服のために、兄妹3人共習った唯一の習い事がスイミングです。
3人共4泳法マスターし、クロール、平泳ぎ、バタフライ、背泳ぎが50メートル泳げるようになったので、今はもう3人共辞めています。
苦痛でしかなかったプールの時間
幼稚園の水遊びレベルのプールの時間も半泣きになるくらい顔に水がかかるのが嫌いだった息子たち。
1年生のプールの授業は2人して半泣き状態。
プールは学年全員での授業だったので2人一緒だったのは心強かったようですが…。
なぜか住んでいるところが水泳に力を入れているので、幼稚園の頃からスイミングに通っている子も多く、入学時から泳げる子もたくさんいました。
苦手でも楽しく通えることも
2年生の夏のプールの授業に間に合うように1年生の終わり頃、3月からスイミング へ通うことにしました。
息子たちに相談すると・・・
ノリノリではないものの自分たちも「どうにかしなきゃ!また夏に困る!」という思いがあったのか意外と「習いたい」と。
実際通い始めると「絶対嫌がる」と思っていましたが、楽しそうに、前向きに通っていました。
学校では先生1人で多くの子供達を見ないといけないので、その子にあった指導は難しいです。
でもスイミングスクールでは、学校とは違い、きちんと1人1人のレベルに合わせて、ていねいに教えてくれます。
それが安心できたようです。
苦手だったこと、出来なかったことを習った場合、今まで全くできなかった新しいことがどんどん出来るようになる喜びを実感することが出来ます!
この際、スイミングスクール選びは重要です!
苦手なものこそ慎重に・・・
余計嫌いになったら大変です。
息子たちは家から一番近いスイミングスクールは「友達がいっぱい行っているから嫌!」と言っていました。
しかも、そちらは大手でゴリゴリな感じで、私も「息子たちには向いていないかな」と感じました。
送迎は必要だけれど、同じ学校の友達が少なめで、のんびりマイペースな子に向いていそうな方のスクールに決めました。
4年間通いましたが、あんなに水が嫌いだった息子たちが一度も「辞めたい」「行きたくない」と言ったことがなかったです。
「習いたい」と言ったのに「行きたくない!」
何でも兄たちと同じことをしたがる娘。
「自分も通いたい!」「週2行く!」と幼稚園の年少から週2で通い始めました。
通えることになりノリノリだった娘ですが、娘は園児なのでまず水慣れのクラスからです。
スイミングスクールによって違いますが、ゴーグルが使用出来るのは水慣れのクラスが終わってから…
娘も顔に水がかかるのが大嫌いだったのでこの水慣れのクラスに大苦戦。
「習いたい」と言っていたはずなのに、毎回スイミングの日には「行きたくない」と大泣き。
この時の判断が難しいですよね。
私自身は「習い事はいやいや通う必要はない」という考えです。
合ってないなと思ったら、時間もお金ももったいないから辞めてもいいという方針です。
ですが、この時の娘は「泳げるようになりたい」気持ちはあるようだったので、コレは乗り越えた方がいいかなと判断し、頑張って通い続けました。
水慣れのクラスが終わりゴーグルをつけるようになった途端にスイミングに通うことが大好きになりました。
スムーズにどんどん合格していき、1年生でバタフライを泳いでいました。
そして2年生の夏、4泳法50メートルを全て合格。
辞める時は自分で決断させる
3人共、4泳法50メートルが泳げるようになった後、
つまり泳げるようになるという目標を達成した後は、続けるのか辞めるのかは自分で決めさせました。
「続けたかったら続けたらいいし、辞めたかったら辞めたらいい」
スイミングを習ってよかったこと
もともと3人共、ほぼ学校を欠席したことがないくらい身体が丈夫なので、よく言う「スイミングを習ってから体が丈夫になった」「風邪をひきにくくなった」というのは我が家では実感出来ていません。
赤ちゃんの時に水慣れを
3人とも顔に水がかかるのが大嫌いで水慣れに時間がかかってしまったのは赤ちゃんの頃からお風呂に入る時、顔にかからないように洗っていたせいです。
赤ちゃんの頃からガンガン顔にかけて洗われてい子は水もこわくなくスイミングを始めるにあたっても特に水慣れというものが必要ないようです。
何の躊躇もなくドボーンと潜る事が出来るんです!
スイミングの水慣れに苦戦したのは私のせいですね…。
3人共泳げるようになった今もゴーグルなしでは潜ることが出来ません…。
まだ間に合うという方は是非赤ちゃんからの水慣れをおすすめします。
習い事は最小限!今しか出来ない遊びを!
我が家の子供達が今やっている習い事は本当に最小限です。
周りのみんながたくさん習っているから「何かさせないと!」と焦ってしまい、いろいろ調べたり体験に行ったりした時期もありました。
でも今は無理にたくさん習わなくても習い事よりももっと大切なことがあるのではないかと思うようになりました。
ランドセルを置いてすぐに友達と遊びに公園へ出かけて、いきいきとしている娘の姿を見ると「それで間違っていない」と思えます。
習い事で得られることももちろんあるけれど、友達と遊ぶことで得られることもたくさんあって今の時期はそれが大事かなと。
でも娘にやりたいことが出来たら、その時はもちろん全力で応援したいです。
中学生2人はこれからは部活動に励む予定。
家庭学習で自分で勉強出来る力をつけてほしいと考えているので塾も通う予定はありません。
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