今は早い子だと小学生低学年でもスマホを持っている子がいます。
小学校高学年になると、クラスのグループLINEも出来ます。
そして中学生になるとほぼ100%の子が自分のスマホで友達とLINEのやりとりをしています。
このように小学生、中学生からスマホを持っているのが当たり前の世の中ですが、その年齢ではまだまだ判断能力や危機意識が低いと感じることが多いです。
中学生のLINEトラブル(暴言・悪口・拡散・いじめ)
グループLINEでの暴言への対応は?
我が子が中学校に入学してすぐの頃に実際にあったトラブルをご紹介します。
LINEで気になるやり取りがありました。
Aくん 「今からゲーム出来る人〜」
Bくん 「ごめん無理やわ〜」
Aくん 「し」スタンプ「ね」
文章だとわかりにくいので、LINEのkeepメモで再現した画像を下記に貼ります。
「し」と「ね」の間にスタンプがはさんでありました。
直接的にはその言葉を使っていないけれど、誰から見てもわかりますよね…
これはLINEの数名いるグループでのやり取りだったので、子供に質問しました。
「自分は今から予定がなくゲームが出来る状況です。何て送る?」
「この後に、何事もなかったように『俺ゲーム出来る〜』ってノリノリで送る?」
息子は返答に困っていました。
母親である私の意見は・・・
他にも、Aくんからのゲームの誘いに対して、
「ごめん、今からお風呂入ってくる〜」
「ごはんやわ〜」
などと断っただけで、
既読しても、ゲームは出来ない状況の時も、すぐに返信ができない時ももちろんあるのに、そんなことお構いなし!!
そのような暴言に対して、10人以上いるグループのメンバーの中に誰も注意をする人がいないという悲しい現状。
仲良しの友達が「し○」と言われているのにスルー
「どうしてそんな暴言を吐く子のことを嫌いにならないんだろう?」と私からすると疑問でしかありません。
「そんなに悪いことだと思っていないからでは?」とこわくなりました。
LINEでのトラブルに巻き込まれないために
これが「イジメに繋がっていくかもしれないこと」をハッキリとわかっていなければいけません。
スマホを持たす以上はこういうことをきちんと子供に説明しておく必要があります。
・LINEでは相手の表情や口調がわからないからこそ、言葉選びや返信の仕方には気をつけること。
・軽い気持ちで言っていても、本当に思いつめて自ら命を落としてしまう子がいるかもしれないこと。
・友達を選ぶようなことはしたくないけれど、「間違っていることをしている」と感じる子とは無理に付き合いを続けず、距離をおくという選択肢もあること。
・本当に大事な友達を失わない為に、流されて間違った言動をしないように気をつけること。
今の中学生は大変ですね・・・
クラスのグループなど人数が多いものは通知オフにしていると、気づいたら未読が数百件になっていることがあるようです。
しかも、日付が変わった深夜の時間帯など、ありえない時間に平気で送られてきていることもあります。
家庭によってルールは違うので仕方ないですが、「最低限のマナーも教えられていない」というのは問題ですね。
LINEは便利ではあるけれど、中学生にとっては問題の方が多いと感じます。
だからと言ってLINEを辞めてしまうことは余計に難しく、中学生の友人関係においてLINEはなくてはならないものになっています。
上手に、正しく利用できるようになるしかないですね。
中学生のLINEトラブルまとめ
LINEのグループができると、一斉に大勢の友達とやり取りをするようになります。
そのグループの中には、たいして仲の良い子ではない子もいる場合もあります。
実際に息子たちも中学生になってからできたグループでは、「だれかわからない」という子が急にグループに入っているというケースもありました。
中には平気で暴言を吐くような子もいます。
画像と一緒に「この子にいじめられた」と事実とは違う内容のことを拡散されるという被害を受けた子もいます。
拡散されて流されてきた内容を事実だと確認することもなく、そのまま信じて、それがどんどん拡散されていってしまう・・・
それくらいLINEはこわいです。
中学生はほぼ全員LINEをしていて、クラスのLINEグループなど30人くらいの大人数のものもあるので、一瞬で拡散されます
しっかりと危険性を指導しておく必要があります。
小学3年生の道徳の授業ですでに、「画像を勝手に送らない」などの指導があるようです。
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