小学生の頃は、当たり前のように毎日ある宿題。
毎日、全員が同じ宿題に取り組むため、学習量の個人差は出にくいです。
(もちろん塾など習い事での差はありますが…。)
ですが、中学生になると、各教科で宿題が出される日もあるけれど、基本的には、自主学習ノートに好きな教科の勉強をするだけです。
毎日の決まった宿題というものがなくなるので、自分次第で全く学習量が変わってきます。
中学生は毎日の宿題がない!?
勉強するもしないも自己責任
中学生になると毎日決まった宿題は出ません。
次男の学級通信に書かれていました。
全て本人次第ということですね。
塾へ行かせていない我が家としてはプレッシャーです。
入学後すぐにこの学級通信を見て、初めての定期テストがこわくなりました…
宿題は自主学習ノートに自由に取り組む
中学へ入学してしばらくたった頃に、1冊のノートと1枚のプリントを持ち帰ってきました。
「自主学習ノート」を毎日しましょうというものです。
【プリントに書かれていた内容】
出典『子どもの力を引き出す自主学習ノートの作り方』
【自主学習によってつけたい3つの力】
-
学習習慣を身につけることは、大人になっても通用する「学び方」を学んでいるのと同じです。
自主学習は「将来の夢へとつながる」意味のある学習です。
毎日学習することで、継続する力を身につけましょう。 -
自主学習は、量の大切ですが質も大切です。
勉強は長く学習すればいいというわけではありません。
ある一定の時間集中する力を身につけることが大切です。まずは40分集中して取り組むことを目指しましょう。 -
「自発的に学ぶ」とは、誰からも強制されない学びのことです。
自分から学ぶと、学ぶことに興味がわいてきます。
自主学習のルール
提出の頻度は担任の先生によって異なるようですが、提出が週1回でも、2週に1回でも関係なく毎日取り組み、学習した日付と時間を書き込むのがルールです。
(例)4月25日(日)19:00〜19:45
この日付と時間を書くというのは、時間を管理する力を養うことを目的としているようです。
息子たちが通う中学ではこの自主学習のノートの提出率をクラスごとに競うキャンペーンのようなものがあります。
クラスごとで競うことでみんなをやる気にさせて、提出率をアップさせる試みです。
自主学習ノートに取り組んでいること
息子たちが自主学習ノートに取り組んでいる内容は主にこんな感じです。
漢字
英単語の暗記
自分で本屋さんで選んだ問題集
他にも、期末テスト前になると、音楽の音符や記号を勉強したり、美術の色について勉強したり、理科の顕微鏡の使い方をまとめたり…内容は完全に自由でさまざまです。
NHKラジオの基礎英語は、毎日の英語学習の習慣をつけるために中学入学と同時にスタートしました。
その日にラジオの基礎英語で学んだことを、学校の自主学習ノートにまとめているようです。
数学は自主学習ノートに何をすればいいのかわからなかったようで、2人の希望で数学の問題集を数冊購入しました。
答えはノートに記入するので、双子だと2人で共有できてお得です。今は動画で解説してくれる参考書など、私自身が学生の頃になかったような楽しそうな参考もたくさん発売されています。
|
毎日の学習習慣が大切
チャレンジタッチでタブレット学習
息子たちはチャレンジタッチのタブレット学習で毎朝学習しています。
塾へ行っていないので、定期テスト前の対策なども、このチャレンジタッチと、自分たちで選んで購入した問題集と、学校で使用している教科書やワークを使って取り組んでいます。
NHKラジオテキスト 基礎英語
二人ともNKKラジオテキストの「基礎英語」に毎晩寝る前に取り組んでいます。
まとめ
中学生に入ると塾へ行っている子がとても多いです。
そして学校での決まった宿題がないとなると、塾へ行っていない子は、自主的にどれだけ勉強するかにかかっています。
自主学習ノートも1年生の1学期が終わる時点でノート6冊目に突入している子もいれば、1度も提出したことがないような子もいるようでした。
どんどん差が開いていきます。
もう中学生ともなると、親が「勉強しなさい」と言っても逆効果なので、勉強しやすい環境を作っていくことが大切ですね。
すすんで勉強をしない子の中には「何をしたらいいのかわからない」という子もいるようです。
まず、親が教えてあげることも大切になってきます。
一緒に問題集を選びに本屋さんへ行く、漢字や英単語の覚え方を伝授する、スマホの使用時間を決めるなどです。
コメント