双子は小学生になってからは別々のクラス、同じクラスにはしないという方針の学校が多いようです。
クラスが違うと、毎日の宿題の内容が違います。
双子の宿題の量が違いすぎる!
宿題は担任の先生次第でぜんぜん違う!
担任の先生の宿題の方針はそれぞれ違います。
例えば…
漢字の書き写しの宿題はどの学年、どのクラスでも基本毎日出されます。
やる内容自体は同じですが、担任の先生によってチェックの仕方が違います。
とりあえずやってさえいたら丸をつけてくれちゃう先生と、厳しく細かいところまでチェックしてやり直しまでキッチリと見てくれる先生とでは子供の取り組み方が全く変わってきます。
小学2年生の頃、長男のクラスがとても厳しい先生でした。
きれいな字で書けていなかったらやっていないのと同じというくらい…。
字を書くのが得意な子も苦手な子もいるのに、丁寧に書いてあるかではなく「きれいな字」でなくてはいけないのは限界がありました。
対して…
次男の担任の先生は、その子自身のノートの最初のページと比較して、丁寧に書いているかを判断する先生でした。
「みんな新しいノートの始まりは丁寧に書く!」
次男は自分のペースでチャチャっと宿題を終わらせ、好きな事をして遊んでいました。
でも長男は書いては消して書き直しの繰り返しで何倍も時間がかかりました。
それが毎日続くと「自分だけが大変」と思ってしまい、気持ちが落ち込むことも多々ありました。
自分だけ損をしている⁉︎
イライラ、モヤモヤ、メソメソして、余計宿題が進まず、いつまでたっても終わらず、またイライラ〜の悪循環。
きっと双子じゃなかったら、ここまであからさまにクラスによっての違いを実感することはなかったはずです。
これはあくまで、子供目線の損得感情です。
親から見ると、漢字をきっちり見てくれるのはもちろんありがたいです。
厳しすぎると子供のモチベーションが下がることもあるので、バランスが難しいところです。
長男はこの先生のおかげで漢字ノートは丁寧にきれいに書くという習慣がつきました。
そして5年たった今もその習慣は続いています。
だから、がんばった分は自分の力になってるんですよね!
でも、宿題をやっている子供にとっては、「早く遊びたい!」という気持ちが強く、自分の為になるなんてなかなか思えない。
比べないで自分のペースで!
いろいろなパターンを経験してきたことで、高学年になると双子もようやくクラスの宿題の方針の違いに慣れてきました。
ブツブツ文句を言いつつも、もくもくと自分のペースで宿題が出来るようになりました。
「先に始めたのに、後に終わる」ということが続くと、モヤモヤした気持ちにはなるようですが…
「違うクラスだから仕方ない」と思えるようになりました。
双子だからこそのラッキーも
双子は同じ学年だから、宿題の量や先生の違いを比べてしまって、自分だけが損をしているような感覚になるというのはもう仕方ないですね。
気持ちはよくわかります。
親としてはその気持ちに寄り添ってあげることくらいしか出来ません。
・学校に教科書や漢字ドリルを忘れてきてもすぐに借りることが出来る
・低学年の頃は一緒に丸読みで音読の宿題をする
このように双子だからの宿題のメリットもたくさんあります。
まとめ
小学生になると、双子にも徐々にそれぞれの世界ができあがっていきます。
クラスが違うとそれぞれに友達も出来ます。
担任の先生が違うと、宿題の量も質も違ってきます。
宿題の量が違うと、1人が遊び始めても、まだ1人は宿題をするという状況になるので、集中力を保つのが難しいこともあります。
子供の世界は狭いので、自分だけが損をしているような感覚になってしまうのも、仕方ないですね。
それを繰り返すうちに、それぞれみんな違って当たり前ということを、少しずつ学んでいきます。
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