いつから子供だけで1人で遊びに行ってOKにするのか…家庭によって意見が大きく分かれますね。
「小学校に入学したら…」というご家庭が一番多いようですが、小学生になったからといって、急にできるようになるわけではありません。
放課後に遊びに行くルールや、メリット、デメリットなどを体験をもとにご紹介します。
子供だけで公園に遊びに行くのはいつから?
小学1年生、子供だけで公園に遊びに行かせる?
小学校に入学したばかりのお子さんをお持ちの親御さんは、「いつから子供だけで友達と遊びに行ってもいいの?」と疑問を抱くことがあるのではないでしょうか。
私も子供達が1年生になった時には、色々と悩みました。
そして様子を見て、まず住宅地内にある近所の公園のみ、子供だけで遊びに出かけることをオッケーにしました。
それでも心配だったので、ときどき様子を見に行っていました。
もう少し大きくなると今度は「子供だけでの買い物はいつからか?」という問題も出てきますね。
公園への親の付き添いは家庭によってさまざま
この「子供がいつから1人で公園へ行っていいのか」は家庭によって全く違います。
幼稚園児でも子供だけで遊んでいる姿もよく見かけます。
・行動範囲を決めている家庭
・2年生になってもまだ1人では出かけさせない家庭
など、家庭によってさまざまです。
娘が小学校に入学してすぐの頃、近所の公園で遊ぶ時に付き添っていたら、同じ公園で遊んでいた娘のお友達が、
「〇〇(娘の名前)ちゃんは1人で遊びにも行かれへんの〜?」
「小学生になったのに〜」
と私に向かって聞いてきました。
小学生になったからって急に何でも出来るようになるわけではないです。
何かあってから後悔しても遅いです!!
学年が上がるにつれてどんどん広がる行動範囲
交友関係が広がると行動範囲も広がる
学年が上がるにつれて、交友関係も広がり、行動範囲も広がります。
我が家の娘は2年生の途中くらいから行動範囲が広がりました。
でもどこにでも行っていいわけではなく4年生になった今もルールは決めています。
・友達と遊ぶのは行き慣れている公園
・お友達の家には勝手にあがらない
・帰宅時間は夏は5時半、冬は5時
・大きい道路、踏切は渡らない
1年生の頃は、約束をしてくるお友達は私もよく知っている幼稚園からの友達ばかりだったので、親同士も連絡が取り合えるため安心して送り出していました。
お菓子をもらったと言えば、「ありがと〜」とLINEしたり、何かで揉めたと聞けば
「こんなことがあったみたいで〜」と気軽に親同士が報告し合える感じでした。
でも2年生になるとだんだんと聞いたこともないような子とも約束をするようになってきました。
その子自身がどんな子かもわからない、どんな家庭の子かもわからないとなると送り出す時に不安があります。
何かトラブルがあっても連絡がとれないので困ることもありました。
問題が起こった時に困るかぎっ子の対応
特に困るのが「かぎっ子」の対応です。
家の前で娘と一緒に遊んでいたお友達が
「かぎ忘れてきちゃった〜!お母さん、7時半に帰ってくる!」
ということがありました。
まだ2年生の頃です。
7時半って!?
娘もその子も5時が門限でしたが、「5時半にお兄ちゃんが帰ってくる」と言うので、うちの家の前で娘と遊んで待ち、5時半にその子のおうちまで送っていきました。
すぐにお兄ちゃんが帰ってきたのでよかったですが…
親御さんと連絡もとれないので勝手にお友達を預かることも出来ないし、放課後のことですが、学校に連絡するくらいしか方法はありません。
でも学校に連絡したところで、親御さんがすぐに帰ってこれない場合や連絡がとれない場合にはうちが預からないといけないのかな…
外に1人で放置しておくことも出来ないし…
どうするのが正解なんだろう…と、この件でいろいろと考えました。
怪我をした時なども対応に困るので、低学年のかぎっ子とは遊んでほしくないのが正直なところです。
でも友達を選ぶようなことはしてはいけないかなと思って、娘には何も言っていません。
子供達もなんとなく似たようなルールの子同士の方が遊びやすいのか、結局よく遊ぶのは幼稚園の頃からの友達で、門限やルールがよく似た子です。
「だれ?」という子が登場するのは、たま〜にです。
放課後の遊びで学べること
いろいろと問題もありますが、そういう問題に対処することも含めて、小学生が放課後に友達と遊ぶことで学べることってたくさんあります。
友達と場所や時間を決めて約束をする
約束も最初はうまくいかないけれど徐々にできるようになります。
1年生の頃は約束した場所で待っていてもお友達が来ないということも多々ありました。
自分のしたい遊びだけが出来るわけではない
大勢の友達と遊ぶ場合、自分がドッジボールがしたくても、みんなが鬼ごっこがしたいとなれば、ドッジボールが出来るわけではありません。
みんなで話し合って決めるというのも最初のうちは難しいです。
1年生の頃は、「ドッヂいやや」とスネて帰っちゃう子がいたり、
3人で遊んでいるのに「〇〇ちゃんはやりたくないって言ったから…」と2人だけで遊んでしまっていたりと、
いろいろと揉めている様子も目にしました。
もめてしまい「おかあさ〜ん」と助けを求めて呼びに来ることもありました。
3年生になった頃からは、もめてしまっても話し合って自分たちで解決しているようです。
もしかしたら、不満に思っている子もいるのかもしれませんが、そうやって友達に合わせることが出来るようになったというのも成長ですね。
年下の子や年上の子と遊ぶ経験が出来る
娘が3年生になった時に、同級生の弟や妹が数名入学してきました。
公園にも一緒に来ていて、年下の子も交えて一緒に遊ぶこともあります。
娘は末っ子なので年下の子と遊ぶのはいい経験になります。
娘は近所の公園で、4つ上の兄たちの友達に遊んでもらったこともあるようです。
コロナのせいで、学校では縦割りでの活動がなくなっているので、違う学年の子と遊ぶというのは、貴重な時間です。
時間を有効に使うことを覚える
友達と遊ぶ時間を確保するために、時間を有効に使おうと考えています。
子供だけで公園に遊びに行くのはいつから?まとめ
小学校に入学したばかりの頃に悩むのが、「放課後の友達との約束」です。
家庭によってルールが全く違うので、お子さんとよく話し合って「我が家のルール」をしっかりと決めておくことが大切になってきます。
いっしょに周りの友達の様子も見て、その都度ルールを見直していくといいですね。
学校や習い事では学べないことを、放課後の子供達だけの世界で学んでいきます。
学年が上がるとまたその学年によって、またいろいろな問題が発生しますが、それを乗り越えて成長していきます。
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